既存ドメインドメインのサーバ移行の場合は、移行ドメインでご利用が中断されないように、まずは弊社サーバに割り当てたIPアドレスまたは移行用サブドメイン名(取得済み移行ドメインの場合は通常サーバ設定完了時に移行用サブドメイン設定しております。もし、アクセスできない場合は、お手数ですが、弊社宛お問い合わせください)でホームページデータをFTPしていただきまして、表示テスト等行っていただきます。
その後、お客様にてドメイン情報を次のDNSに差し替えてご変更いただくことになります。
変更については、https://general-internet.jp/domainregist.html
をご覧いただいて、お客様が自主管理することが現在一番良い方法であるといたしましてご案内しております。
既存ドメインでも特にこれまでサーバ利用やサーバ設定を行っていない方はFTP前にすぐドメイン情報変更申請しても構いません。
尚、 通常ネームサーバの登録変更を行っても、世界中のダイヤルアップアクセスプロバイダのDNSデータのキャッシュクリアのタイミングによっては変更前のDNS設定データが残って、ある一定期間移転前の旧サーバへアクセスに行くことがあります。
その期間は、DNS設定の中でTTL(Time To Live)という時間の設定によります。
世界のどこかのプロバイダから一度でもドメインにアクセスされてネームサーバのDNSデータをチェックされると、そのアクセスプロバイダ等のネームサーバにキャッシュが残され、TTLの間はドメインに登録されているネームサーバにはDNSデータをチェックをしに行きません。はじめてのアクセスかTTLの期間が過ぎてはじめて、その時点でドメインに登録してあるネームサーバにDNSをまた問い合わせに行くことになります。これはドメインに登録されているネームサーバの負荷の軽減が目的の一つであります。
一般的には毎度毎度自社のネームサーバにアクセスを受けて負荷が高まることを嫌がるホスティング業者の考えから、TTLは少なくとも1週間や長ければ1カ月ぐらいにしているところもあります。
新旧サーバでアクセスが錯綜してしまう現象について、ネームサーバが変更され次第アクセスプロバイダにDNSキャッシュクリアを依頼した方が宜しいのですが、全アクセスユーザーのために世界中のアクセスプロバイダにキャッシュをクリアすることを依頼して回るのは到底無理ですので、しばらくの間、移行前のサーバにHTMLデータを残しておくのが無難です。
その期間は、できれば移行前のサーバでのDNS設定のTTL(Time To Live)の日数を聞いておいて、ネームサーバ変更後その日数だけ元のサーバにデータを残しておけばOKなのですが、ホスティング業者によっては聞いても教えてくれない(再販業者でネームサーバのロジックがわかっていない)こともありますが、弊社の経験上、新旧サーバの重複契約期間は大体2週間もみておけば大丈夫です。
また、移行前のサーバにメールが送られてしまうこともありますので、移行前のサーバで割り当てられていたIPアドレスもしくは移行するお客様のドメインではなくプロバイダ自身のドメインやIPアドレスを使ってメールを受信する方法を移行前のプロバイダに確認しておいて、移行前のサーバでアカウントが削除される直前に移行前のサーバに送られてしまったメールをクリアすることをおすすめいたします。
新サーバでコンテンツデータのFTPファイル転送を行う方法については、マニュアルの中で、
ftp.nantoka.com ->の代わりに-> サーバIPアドレス
とすることでご利用可能です。コンテンツデータをFTP転送後、ブラウザにて次のウェブ表示確認用URL、
http://[wwwサーバIPアドレス]/account/nantoka/
を指定すれば表示テストが可能です。
ちなみに、新サーバへのメールはドメインのネームサーバを変更するまでは受信になりませんのでご注意ください。
IPアドレスはドメイン名と違って固定的なものではなく、将来変更があり得ますのでサーバの移行が完了してからは必ず独自ドメイン名にてご利用くださいますようお願い申し上げます。